TSUBAKIHALL便り

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蝦夷鹿猟同行記

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タバタです。

先日ちらっと触れましたが、蝦夷鹿猟に同行させてもらった時のおはなしでも。

朝の3時に起床して、4時に待ち合わせのプルコア パさんに集合し出発。

久保田シェフ、シェフの狩猟の師匠、師匠のお父様、お父様のお友達、僕の計5人で目的地へ、真っ暗な夜道を進み、空が白み始めた5時過ぎに目的地に到着。
ここで二手に分かれ、僕は久保田シェフの師匠と二人で車に乗って日の出と同時にいよいよ山へ、山深く、狭い林道をどんどん進んで征きます。車中で師匠(あ、佐藤さんと言う方です。以下佐藤さんで)がいろいろと狩猟についてレクチャーしてくださいました、僕の興味は鹿は去る事ながら、熊について…

「熊が出たらどうするんですか?」
との問いに、佐藤さんは
「撃つに決まってるべ、昨日も熊出てたよ、逃がしちゃったけど」



すでにビビってしまいました。

佐藤さん、ビビる僕を尻目に途中で車から降りて僕にこれを見て、と言いました、熊の足跡です!写真二枚目なんですけどわかりますかね?
初めて見ました、デカイんです、30cmはゆうにありました。僕は気分がだんだんどよーんとしてきました…

さらに車を進めると、佐藤さん、
「熊だ!笹薮を見てて、」と僕に言います、暫く車内から息を殺し笹薮をじーっと見てたら本当に熊が笹薮からどさっとでて来て物凄いスピードで沢の方へ逃げて行きました。

本当です、本当に生まれて初めて野生の熊を見ました、動物園や熊牧場でだらーんとした熊はみたことがありましたが。
熊の動きがあんなに早いなんて、正直、もう帰りたくなりました、心臓はばくばく言うし動揺してしまいました。

熊を見れるなんてラッキーだね!なんて佐藤さんは言いながら更に車は進みます。僕はと言えば放心状態…

暫くして佐藤さん、ついに鹿を発見、前方120m先(ライフルのスコープに距離計がついてるそう)ほぼ真正面の鹿を完全にロックオン、車を止め、ライフルを取り出し、狙いを定め、この間わずか10秒弱、心の中で「逃げろ!」と思う間もなく…

秋空の凛とした静寂の中に銃声が響くと同時に鹿は倒れました、僕はその一瞬の出来事に圧倒されて言葉が出ません、すぐさま鹿の元に駆け寄り…

ここでは詳しく書くのは割愛させていただきますが、然るべき、かつ迅速に処理を施し、鹿を車に積み上げまた移動します。


すごい光景でした、佐藤さん曰く、
鹿の処理は時間との闘い、いかに早く処理を施すかで、肉の美味しさが変わる。一番神経を使う所なんだよ、
鹿肉は敬遠されがちだけど、きちんと処理したものと、そうでないものは、全くの別物と言っていい位に違うんだ、とも。

普段は業者さんから食材を仕入れてますが、豚肉にしろ、牛肉にしろ、魚にしろ、飼育と野生の違いはあるにせよ、命あるものをこうして人間が絶命し、食材として流通させ、お店に届けられているという裏には、こんな光景があるんだとこの目で確認できたのは貴重な経験であると同時に、しっかりと無駄なく、使い切ることが僕らの使命なのだなと…。

その後、もう一頭鹿を仕留め、その日の狩猟は終了。12時過ぎに下山し、二時過ぎに帰札。

夕食もまともに食べず、眠気と疲れで9時には寝てしまいました…

久保田シェフ、佐藤さん始め同行させていただいたみなさん、ありがとうございました、来秋デビュー目指して頑張ります!(一応そういう方向で今は考えてます…)

それではまた。
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  1. 2011/10/21(金) 16:05:12|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

No title

ボクのおじいちゃん、おじさん、父親もハンターでした。おじいちゃんは、名うてのクマ猟師だったと聞きます。子供の頃から、鹿、鴨等の解体を見てきました。中でも、エゾライチョウのササミと砂肝は最高のご馳走でした。山の中の秘密の場所に出る、巨大なマイタケも食べさせてもらいました。今思うと、それがボクの基礎を作ってくれたのだなぁと、しみじみ思います。
  1. 2011/10/21(金) 22:24:00 |
  2. URL |
  3. ヒウラ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

ヒウラ様



先日は幼少期の貴重な

体験談ありがとうございました。

来年は海にも行ってみたいです、

よろしくお願いします。
  1. 2011/10/25(火) 14:41:00 |
  2. URL |
  3. タバタ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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